フィリピン側技能実習生送出しの仕組み
■フィリピン人技能実習生が来日するまでには、いくつかの政府機関や民間団体及び企業が関わっています。
▼フィリピン共和国
１．ＤＯＬＥ（フィリピン労働雇用省）＝ＰＯＥＡを管轄する政府機関
２．ＰＯＥＡ（フィリピン海外雇用庁）＝海外で働くフィリピン人労働者や技能実習生の管理と送出し機関に許可をおろす政府機関
３．送出し機関＝技能実習生や労働者の職業紹介を行う私的企業。ＰＯＥＡからライセンスを得てRecruitment Agencyとも言う。
▼日本
１．POLO（フィリピン海外労働事務所）＝在東京フィリピン大使館にあるDOLEの出先機関
２．監理団体＝技能実習生を実習実施機関に紹介し、技能実習が適正に実施されているか確認し指導します。
３．実習実施機関＝技能実習生と雇用契約を締結し、実際の実習をおこなわせる機関
フィリピン国認定送出し機関とは
■新制度になる前は、フィリピンの政府窓口はTESDAという機関でした。そして、TESDAから認定を受けた財団などの団体が送出し機関として、研修生の送出しを行っていました。しかし、改正後は技能実習生が労働者と扱われることとなったため、フィリピン政府窓口がPOEAに変更され、以後はPOEAから認定を受けた団体が送出し機関として活動することとなっています。POEAの認定ですが、実は職業紹介の許可であり、Recruitment Agencyと呼ばれる私的企業がその役割を果たすこととなります。Recruitment Agencyとしての許可を得るには、一定以上の資本金と一定以上の労働者紹介の可能性がある必要など高いハードルを越えなければなりません。
■当サイトでは、現地Recruitment Agencyのご紹介をしておりますが、いずれもPOEAより職業紹介の許可を得た企業ですのでいつでも送出し機関として対応することが出来ます。
■また、技能実習生だけでなく技術者、教師などの専門職労働者やシンガー、ダンサーなどの興行に関わる人材についても対応することができますのでお気軽にお問合せ下さい。
